助産所でのお産にあこがれて

いつもニコニコ笑顔が素敵なママ。
「看護学生のときから助産所でのお産にあこがれていました」と、菜桜助産所を出産場所に選んでくれました。

今回が初めての出産。
妊娠前からピラティスをしていたママは、忙しいお仕事をしながらも、お産に向けての体づくりをとっても頑張りました。

お産後の振り返りでは「助産所で産みたいという目標がモチベーションにUPにつながり、スクワット、ウォーキング、会陰マッサージ、体重管理、呼吸法のイメトレ等頑張ることができました」と、私たちスタッフにとって嬉しいお言葉を頂きました。

助産所で産むことが一番の目標だとは私たちは思いません。赤ちゃんとお母さんが無事に生まれてくる事が一番です。

だけど、お母さんたちの持っている産む力と赤ちゃんが生まれる力を引き出すためのきっかけに、助産所がなれたらこんなにうれしいことはありません。

予定日の1週間ほど前にその日はやってきました。

あとわずかなご主人と2人きりでの生活も楽しみたいと、二人で素敵なレストランにお出かけをした翌日の夜。まるでタイミングを見計らったかのように陣痛が始まりました。

まだ入院するほど陣痛が強くなかったころ、痛みを和らげるためにお風呂に入ったママ。お風呂に入って体がほぐれた効果で陣痛がぐんっと強くなり、パパの運転で助産所へ。

妊娠中の頑張りの成果がでて、初めてのお産とは思えないほどスムーズに進み、助産所に到着したころには歩けないほどの陣痛に。パパがママをお姫様だっこで車から助産所へ(カッコよかったです)。

そのままパパにサポートされながら陣痛に身を任せて約1時間。元気な元気な男の子が誕生しました。生まれたばかりのわが子をすぐに胸元に抱き上げ、じーっと見つめるママ。静かにわが子との対面を果たす。心も身体も魂も、無の状態でただただ赤ちゃんを胸に抱く姿はとても神々しく感じました。


生まれた直後から上手にママのおっぱいを吸って、ぐんぐん大きくなった赤ちゃん。出産前は混合栄養にしようかなと考えていたママでしたが、おっぱいもたっぷり出て母乳だけで十分でした。退院おめでとう。



パパはカメラマン。素敵なニューボーンフォトを送ってくれました。






これからも元気に大きくなって、沢山の写真をとってもらってね。健やかな成長をスタッフ一同楽しみにしています。