2013年03月08日
おっぱい沢山でてたんだぁ

赤ちゃんがよく泣く
何回も母乳を欲しがる
ミルクを飲ませるとグイグイ飲み干す
母乳がにじんで出てこない
そんな理由で母乳が足りていないのではないかと不安になってしまうママがいっぱいいます。
「おっぱいを一日に何度も何度も欲しがって、はずすとすぐに泣いて、ためしに自分で絞ってみたらちょっとしかにじんでこない。母乳が足りないんだと思うから、昨日からミルクの量を増やしました。」
赤ちゃんが泣くと、無理に母乳にこだわるのがかわいそうに思う気持ち、良くわかります。
でも、赤ちゃんの体重を量ってみいたら一日に60g近く増えていて、あらぁ~~~(^_^;)
「全然母乳不足じゃなかったね」
こんな状態を母乳不足感!と呼びます。
母乳が足りているかどうかの判断をするのには、正確には赤ちゃんの体重の経過をみていく必要があります。
体重は、毎日測定してもあまり意味がないので、毎日のチェックとしてはおしっこの回数が極端に減っていないかをチェックします。
おしっこの回数が極端に減った場合には、早めに医師や助産師と連絡をとりアドバイスを受けます。
でもそうでなければ、週に1回くらい体重をチェックして、その時点で体重増加が悪かった時に軌道修正すれば大丈夫。
産後の赤ちゃんの体重の増え方ですが、、、
産後にお母さんの母乳が本格的に出始めるのは、お産後3日くらいしたころから。
なので、赤ちゃんは、生まれてからしばらくの間は体重が減ります。
だいたい出生時の体重より7~10%位減るのが一般的で、生後10日~2週間くらいでやっと生まれた時の体重に戻るのが普通。
その後は、一日18~30g位体重が増えていれば母乳を十分に飲めていると判断できると言われています(Unicef/WHO)。
体重の増え方がこの値に満たない場合には、まずは授乳の回数を増やしたり、赤ちゃんに本気で吸い付いてもらえるように工夫をしたり、抱き方や赤ちゃんの舌のトレーニングをして正しく飲めるようにしたりというお手伝いが必要 !!!
ママやご家族だけで母乳が足りているかを考えていくのは、不安も多いと思います。
産後母乳育児がのってくるまでは、母乳育児をサポートしている医師や助産師と一緒に頑張っていくのが近道ですね。