産後ママ応援弁当 Part2 ～小川さんには足をむけて眠れません

産後ママ応援弁当　Part1～開発秘話～
では、宅配お弁当をママに届けたいと思ったきっかけから、小川さんと出会う事になるまでのお話を書きました。

「ママの負担を軽くして、おいしい食事を届けて欲しい」という単純な願いから始まった産後ママ応援弁当ですが、f-Bizさんにお話をした事がきっかけになって、壮大なプロジェクトに。
しっかりと企画を立てて、事業としてすすめることで、助産所に来てくださっている困っている方の力になるのはもちろんですが、私の目の前にはいないけれど同じような状況に置かれているママ達のためにもなるのだと学びました。

f-Bizさんでの初顔合わせ。
おがわさんはご夫婦で、私のママたちがどんなに大変な状況に置かれているのか、助産師としてどうにかしたいと思っているという話に熱心に耳を傾けてくださって、子育てをしながらお仕事を続けてこられた奥様ができる限りで力になりたいと思っていると言ってくださったのです。

少子化の今、産後のお弁当をとりいれることは、お仕事としては儲かるものではありません。
私は、おがわさんのお弁当がおいしいことは十分知っていますから、とにかくママのところに運んでくだされば。。。そうお願いをしたのですが、「ママさん達の健康のためには、どんなメニューが良いですか？」「お値段はこれで大丈夫ですか？」とあたたかい言葉をかけてくださるものだから。

おっぱいのために揚げ物は良くないと言う言い伝えがあってママたちが気にしている事や貧血になっている人も多いので鉄分の豊富なメニューが良いとか、たんぱく質が不足しがちとか。普段簡単なものしか作れないので手の込んだ煮物が良いだとか、見た目がきれいでないと気持ちが沈むとか、、、、、、ついつい色々と話してしすぎてしまい！　
あ、断られたらどうしようと不安になる私(~_~;)

ところが、
「大丈夫です。できると思います。大切な赤ちゃんをがんばって育てているママたちの為ですから」と。。。
ありがたくて、、、もう涙が出そうになっちゃいました。

それから何度もあれやこれやとお話を経て、f-Bizさんのお力添えもいただいたこともあって、「現在のエリアに限りだったらなんとかできます」という事で、ようやく産後ママにもお弁当を届けていただけるとお返事を頂きました。

産後ママ応援弁当が始まって3か月、
「助かった」「どんなご飯を食べたらよいか勉強になった」「おいしい」「しあわせ～～」とママたちからのお喜びの言葉が届いていて、本当に良かったと実感する毎日です。（私が作って運んでいるわけでなないのですが・・・(*^^)v）
今はまだ、従来のおがわさんの配達エリアに限定でのお届けですが、
「お届けできないエリアからのお問い合わせも多くて申し訳ない。どうにかエリアを拡大できないかがんばってみる」との言葉までいただいて。
産後ママへの新たなサポーター！おがわさん。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
どうか、これからもお願いします。